2017年7月2日(日) 第29回定期演奏会

活動レポート

メンバーの感想

・高松(トロンボーン)

第29回定期演奏会が無事に終了しました。500名近くのお客様にお越しいただいたということで、驚きと感謝でいっぱいです。

 私は昨年の定期演奏会を聴いて、アヴァンに入団することにしました。実際、久しぶりに大きなステージで吹き、一つの音楽を作り上げることの素晴らしさを改めて感じることが出来ました。私にとっては、6年振りに本格的な吹奏楽曲を吹いたので(スライドがあんなに激しく動くのは久々で!笑)…まぁミスもちらほら…でしたが、気持ち良かったというのが一番の感想です!

 石川先生にご指導いただいた「祝典のための音楽」と3部の「オールドアメリカンダンス」はとても良い経験になりました。次にまた演奏する機会があれば、もっと余裕を持って吹きたいなぁと思います。たくさんの拍手をいただけて、本当に良い演奏会でした。

次回は第30回の記念演奏会。曲も大曲になりそうな予感…なので、皆さんについていけるよう頑張りたいと思います。

・植竹(ホルン)

在団歴が長くても演奏会当日のレポートを書くのは意外と回ってこないもので、調べたら前回は15回のときに書いていました(その頃はまだ普通の練習日誌)。そこにはなんと「20回、30回の演奏会が楽しみです」との記述が…遙か先だと思ってたけどあっという間に29回ではないですか!時の経つのは恐ろしいものですね。

今回個人的に印象深いのはロビーコンサート。若手メンバーによる金管と、ベテラン&個性派の多い混合の、両方の八重奏に参加したこと。練習の仕方も音楽へのアプローチも全く異なり、どうなるかと思いましたが、、当日はお客様の目の前で吹くのはとても楽しく直前までの緊張も解けて気持ちよく本番のステージに登ることができました。

リハーサルで石川先生がとうとうと話してくれた奏者としての心がまえを胸に、小さなミスに気を取られない、ここまでたくさん練習して来たことを誇りに、あとはそれをお客様に届けるだけ…!

先生の振るスパークは若々しく!ジブリは「練習で出来なかった所が本番で急に出来ることはない」を証明した感もありましたが(苦笑)人気映画の世界観を、そしてハンソンでは挑戦を、ベネットはワクワク感と、アヴァンらしい音楽性を重視したプログラムで一心一体となり、手応えのある演奏をできたのではないでしょうか。

この一年はベテランも新人も若手も、大家族のような雰囲気で活動してきました。これからも懐の大きな居心地のいい場所でありながら、より良い音楽を目指していけたらと思います。

・佐藤(サックス&指揮者)

 29回目のコンサートが終わってしまいました。毎回思うことですが、終わってしまうと早いものですね……って、それは年齢のせいでしょうか? いえいえ、それは充実した時間だったからです! 今回演奏した「ロンドンデリーの歌」や「コラールとアレルヤ」、「オールドアメリカン・ダンス」などは、アヴァンプルミエ初期の演奏会でも取り上げたことのある曲なので、人生の半分以上をアヴァンとともに過ごしてきた私にとっては感慨も一入でした。

初めのころは、メンバーを集めるのも大変で、コンサートを何回続けられることかと思っていましたが、今年は新しいメンバーの入団もけっこう多く、またいつも応援に来てくださるエキストラの皆さんの協力もあって、思っていた以上の響きを出すことができたのではないかと思っています。特に、オーボエとバスーンというダブルリードの楽器の音が同時に入ったことで、今までとはひと味違う響きになったのではないでしょうか。やっぱりオーボエは本物がいいですね(今までは、私がソプラノサックスで代役を務めていましたが……)。

最後になりましたが、今回のコンサートにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。私たちの演奏を楽しんでいただけたでしょうか。今年は500名近くという過去最多のお客様をお迎えすることができ、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。コンサート終了後、ロビーにいらっしゃる皆さまが、笑顔で私たちを迎えてくださっているのが、翌年のコンサートへ繋がる大きな励みになっています(コンサート終了後の乾杯のビール以上に!?)。

来年はいよいよ30回目のコンサートを迎えることになります。どんな演奏会になることか、今からワクワクしています。今年以上に成長したアヴァンプルミエの演奏をご披露できるように、これからまた1年、頑張っていこう!と気持ちを新たにしています。