今回は練習を録画した動画を見ながらの感想です。録音を聴くとき自分の音ばかり探してしまいがちですが、曲全体がどんなふうに聞こえているかをレポートしました。前回クラシックスペースで練習した時の録画とも聴き比べてみました。やはり音響の違いは大きく、小学校だとややオーバーワークに感じました。クラシックスペースの練習を欠席した方は今からでもチェックしてみてください。
め組のひと
思っているよりリズムに乗れていない。最初は元気でも途中テンポが落ちてくる。頑張って吹くのではなくビート感はドラムにお任せするぐらいのほうがいいかも。金管は音の粘りが足りず素人っぽい。しっかり拍の最後まで粘ってほしい。
イーグルクレスト
息継ぎの空白、拍のずれた刻み、吹き終わりのやっつけ感など、バレてないどころかしっかり悪目立ちしている。譜面を一生懸命やり切ろうという意思は尊いですが…その音で本当にいいのか。
パストラーレ
音程のズレがかなり目立つ。ごまかしか効かない曲。後半のテンポの変化、指揮者が指示してるのに、演奏がついていけてない。静かな、ゆっくりの曲という先入観があるのでは。聴きながら指揮してみたらわかる。
2組
リードの譜面は意外とシンプルで、フルバンドで鳴らせば自然と収まりのよいサウンドが鳴る。苦戦していたリズムパート、細かく合わせようとするよりも4章節、8章節単位で捉えて流れを掴む。吹いていないときもテンポを意識して乗れていれば、自分の出番でもスムーズ入れる。
フランス組曲(録画なし)
フレーズそれぞれの表情づけに加えて、曲全体でのダイナミクスについてのご指導でした。作曲者ミヨーについてのお話がたくさんありました。それぞれの曲が意味するものを考えて音を出しましょう。
演奏会までもう2週間後、ここまでできるようになっただけでも凄いことなんだけど、もっと良くしたいし、きっと出来るはずです。

