2005年11月13日(日) あだちブラスバンドフェスティバル

活動レポート

メンバー
米村、向井(章)、徳山、井手、舘、山川、阿部、高梨
井上(洋)、賀持、山田、上野(千)、高(春)、田中、河村
高(武)、中村、向井(利)、小池、三田
井上(裕)、佐藤(正)、長谷川、山口、吉岡、
上野(眞)、角岡、彦根、目崎、小林、角田
Trpエキストラ1名、Hrエキストラ2名、Percエキストラ2名

曲目
カンタベリー・コラール(ロースト)
星条旗よ永遠なれ(スーザ)

メンバーの感想

・向井(指揮)

 毎年恒例のバンドフェスティバル、今年は何年かぶりに指揮をさせてもらいました。

曲目はカンタベリーコラール(ファンデルロースト)と、星条旗よ永遠なれ(スーザ)の2曲。格調高く、敬虔な『コラール』をシンフォニックに演奏した後、派手に演奏されることの多い『星条旗』を、優雅に、が指揮者のねらいでした。
練習の課程では、いつものように、どう演奏すれば楽器が鳴り響くか、ということ、また、自分の分析した音楽をいかに伝え、どのように音楽を構成するか、と言うことに終始しましたが、バンドのみなさんは忙しいながらも賢明に取り組まれ、また積極的に練習に参加してくれた方も多く、ある意味、この時期の練習としては、かなり充実した練習ができたように思います。
このような練習課程が得られるならば本番は不要である、と言った、偉大な先輩のことを思い出します。もっとも、練習課程と本番での演奏の出来不出来をどのように関連づけていくか、ということも音楽にとって重要なことですが・・・。

毎度のこと乍ら、『バンフェスの本番』は、あわただしく、かつ、リハもなく、さらに現場での距離感も不確かで、ねらい通りには行かなかったこともあったようですが、自分なりに思いっきり指揮ができたように思います。
しかし、音楽はライブが全てですし、あのような場で、鑑賞に値する演奏をしているバンドもあることも確かなので、この点をどう解決していくか、がバンフェスに限らず、今後の課題のように思われます。

・田中(バリトンサックス)

 こんにちはサックスパートの田中です。
今回はウェブ担当のチキンハート氏の依頼で活動レポートの順番が回って来ました。

今年もバンフェスの時期がやってまいりました。例年であれば初冬の曇り空に加えて、木枯らしが吹き寒いの一言に尽きるバンフェス当日であります。
今年は幸いなことに前日木枯らし1号が吹いたにもかかわらず冬の日差しが暖かく感じられる一日でありました。いつもなら寒い中屋外で待つ出番も我慢できる程度の陽気でありました。
今年の選曲は「カンタベリーコラール(ロースト)」「星条旗世永遠なれ (スーザ)」の2曲、いつもながらのこだわりのある選曲かと思っております。
演奏の出来の方は可もなく不可ばかりといったところでこれも例年どおりの事かと。
今年一番の見所はチューバのミュートかと思います。実物をはじめて見ましたけど実にでかい。

今回だけでお蔵入りはもったいないので定演で使うような曲が選ばれないかと密かに期待している次第です。

・山口(トロンボーン)

 入団して早4ヶ月が経とうとしています。アウ゛ァンでの初めての大舞台がバンフェスでした。実は中学の時にバンフェスには出たことがあって、アウ゛ァンとは共演もしていたりするのです。。

で「カンタベリーコラール」と「星条旗よ永遠なれ」の感想ですが、とにかく「Asの音が当たってよかった」と本番直後ホッとしました。この音の為にどれだけ緊張したか…。 「カンタベリー」は通すと腹筋がう゛っと痛くなるくらいわたしにはしんどい曲でした。本番前の限られた音出し時間にもパートでCを再確認し「あぁ、ここはそんなにも重要なのね…」とプレッシャーにもなったり。 教会のような響く音を目指したつもりです。最後のミュートでの低いAsの音も不安一杯だったのでした。Dのフォルテシモは今でも吹いてて気持ちよかったことを覚えています。

「星条旗」は中学の時に演奏したことがあったのですが、あんなにゆったりと吹いたことはなく正直楽しんで吹きました。最後のトロンボーンは自分なりに頑張ったのですが、まだまだ聴こえていなかったようで。。 「うるせぇよ」と注意される程いい音のトロンボーンを目指し、これからも日々努力していこう!!と思う今日この頃です。