2006年9月18日(日) 西保木間四丁目自治会敬老会

活動レポート

今回初めての西保木間四丁目自治会の訪問演奏。
会場の体育館には沢山のお客さんがいらっしゃいました。

メンバー
大谷、米村、徳山、舘、阿部、高梨、山川、菊池
山田、井上(洋)、上野(千)、高(春)、田中
高(武)、中村、林、浅子、山口、中井(正)
上野(眞)、彦根、目崎、小林、角田

曲目
鉄腕アトム
ひょっこりひょうたん島
日本の情景「夏」
マツケンサンバ

メンバーの感想

・中井(正)(トロンボーン)

  日本海に居座る台風の影響で、なんとなくパッとしない天気。
それでも、集合時間に遅れる人もなく、いざ、バスへ。
そこで目に留まったのが、○野屋の行列。2年半振りの牛丼復活ということで店を取り巻く長蛇の列ができておりました。バスに乗ったら、前の座席のおばぁちゃんから「わたしは、食べたこと無いけど、そんなに美味しものなんですか?」と聞かれてしまい、「行列する程のものでもないと思うんですけどねぇ・・・」と答えてしまいました。皆さん、いかが? それはそれとして、無事、西保木間小学校到着。

会場を見ると、既に机が並べてあって、宴会モードが着々と出来上がり中。ステージの下にはカラオケのセットも。
控え室。最近の小学校って、茶室もあるんですねぇ。それでも、みんなで音出ししていると熱気で暑いこと暑いこと。1年中汗腺開きまくりの私は、汗だく。
時間までゆっくり音出しができたのはよかったですね。ほんとは、軽くリハーサル位出来るといいのだけど、それは贅沢?
ステージ下に木管、Tuba。ステージ上にラッパ族とパーカションという配置です。
既に客席は宴会モードに突入後、4曲だけのステージは淡々と進みます。マツケンの一発目の音で会場がざわめきますが、ひょっとしてお年寄りには刺激が強かったかどうか・・・・・・
その後は、落ち着きを取り戻した会場でありましたが、一応、お決まりのアンコールのかけ声も頂き、会場からも飛び入りで踊り?も入って、それなりの盛り上がりになりました。
こういう場での演奏を好まない方もいるかもしれませんが、私は、大好きです。3月まで大分県庁の吹奏楽団に4年間お世話になっていたのですが、学校などへの訪問演奏が年に10回近くありました。何といっても、お客さんとの距離が近い。お客さんの顔を見ながら演奏ができるという得がたい機会です。一緒に音楽を楽しめるという幸せな時間。
M8などのポップスが中心になると思いますが、最近のM8はあなどれません。結構凝った編曲だし、難しい。お客さんに楽しんで頂くためには、こっちも楽しんで演奏出来るようにならないとね。 あっという間のステージでした。

来年もという声も聞こえてきましたが、さて、どうなるかな・・・・・
ちなみに、竹ノ塚駅に帰ってきたときにも○野屋の行列は、かなり短くなったとはいえ、解消していませんでした。

・上野(指揮者、ユーフォニュアム)

 音楽活動を含め、自分たちが主催するイベント以外に外部から活動要請を
いただくことを、俗に「お座敷がかかる」とよくいいます。
まあ、これはあくまで言葉の綾だけの話であるはずなのですが・・・・・・

会場へついてびっくりしました!本当にお座敷なんだもの。
体育館にテーブルと座布団が並ぶ姿、ステージ上に椅子を準備していただいていまし たが、指揮者としては人生の先輩を見下ろしながら演奏するのも心苦しいので、セッティングの一部を急遽舞台下に変更して演奏の始まりを待ちました。

このような定期演奏会以外の活動は、どうしても準備期間を含め充分な時間が取れる とはいえません。そのような状況の中で、これらの活動である程度のレベルの演奏を保つことができる、というのはバンドとしての応用問題の解決力がどの程度備わっているか、というひとつの指標となるように思います。

一年を通し、充分な準備と練習をつむ定期演奏会へ向けた練習で、フレージング、 ハーモニー、リズムその他諸々の基礎を固め、それをその曲だけでなく、様々な場面で応用することが出来れば、少ない時間でも一定のレベルを保っていけるからです。

そういう意味で、指揮者として今回の演奏はバンドとしての応用力が少しずつついてきたようでうれしく感じました。 新たな曲を初めて演奏する場合でも、必ず過去の経験の中でどう演奏すれば良いのか感じられる場面があると思います。常にそのような意識をメンバーが持ち続けてくれれば良いなあと思います。

ところで・・・
演奏以上に、このような「お座敷」に呼ばれた場合、まだまだ大きな課題が残っています。場数の問題でもあるのでしょうが、このような場に出たら照れや衒いを捨て、もっともっとエンタテイメントとして演奏を楽しんでいただけるようにならないと。
目指せ「唄って、踊って、語りも出来るバンド&指揮者」!

・小林(パーカッション)

 初めての巡業先?である敬老会を訪問しました。小学校の体育館での演奏ですが、雰囲気は、旅館か健康ランドの大広間でのステージにいるみたい・・・ お料理のいい匂いが立ち込める中、スタンバイを始めました。開演まで30分以上もあるというのに、続々と会場入りされる「お年より」たちは、予想以上に年齢の幅がありちょっと驚き。てっきり、80歳を超えるような、誰が見ても「かわいいおじいちゃん、おばあちゃん」という印象の方々ばかりかと思いきや!最近のお年よりはやっぱり若いですね。年齢の幅は恐らく30歳くらいはあるのではないでしょうか。

今回の選曲は果たして喜んでもらえるか・・・ちょっと不安を抱きながら、ステージに乗りました。しかしそんな不安はすぐに吹っ飛びます。司会の方が私たちを紹介してくださった時の「アバンプル・ミエウィンド・アンサンブルという長~いお名前のみなさんです」と一生懸命バンド名を言いながらバンドの紹介そして10/22の児童館訪問の宣伝もしてくださったのに感激!やっぱりうちは分かりにくいバンド名なんだなーと実感も。そ して、演奏が始まると、徐々におきゃくさんの緊張もほぐれ、最後の「日本の情景」 では歌声も聞こえてきました・・・

アンコールのマツケンサンバも手拍子で応えてくれて盛り上がって終了することが出来、ほっと胸をなでおろしました。次回は、リク エストを募るなどして、もっと心に響く曲を演奏出来たら・・・と思いました。