2010年10月24日(日) あだちブラスバンドフェスティバル

活動レポート

今年のバンフェスはなんと渕江中学校との合同演奏も!午前中の西保木間児童館を含めると1日に3ステージ。皆さんお疲れ様でした。

メンバーの感想

・松下(トランペット)

 午前中に児童館での演奏があったおかげか、今年のバンフェスは、全体的に、音の鳴りがよかったと思います。

 曲の完成度も、個人の感想としては、なかなかよかったと思います。ただ、but、小さなミスも減らすよう、これからの練習、演奏会を通して努力していけたらもっと素晴らしい演奏ができると思うので、頑張っていきたいです!!

・上野(ユーフォニウム)

 あだちブラスバンドフェスティバルに出演するようになってもう何年になるのでしょうか?

 そんな歴史の中で今回初めて区内の中学校との合同バンドで、ステージに乗ることが出来ました。足立区を活動拠点とするバンドとして、より地域に密着した活動をしていきたいと常々思っていましたので、とてもうれしい出来事でした。すでに単独での出演が決定後にこのお話をいただいため、全員参加とはいかず、約半数の18名が渕江中学校の皆さん30数名との演奏に臨みました。

 時間の制約もあり合同練習は2回のみ、お互い最初の練習のときはどうなるのかとやや不安もありましたが、最終的にソロも立派にこなしてくれた、中学生の皆さん、ブラボーです、ありがとう!(中学生の練習量と舞台度胸は見習わなければと思うオジサンでした)比較的内弁慶な我々にとっての課題も見えました。一度でも経験のある曲はある程度自信を持って練習、演奏に臨めるのですが、初見に近い曲だとどことなく自信がなくなってしまうのがその1。完成度の問題もありますが、やはり曲数と本番をこなすことは重要ですね。

 また、年齢の高い層(40代)は、自分たちが楽器を覚えたころ、今ほど楽器を教わって覚えたという経験がないため、中学生に指導をと依頼されたときに、とても戸惑いを覚えた点がその2。

 何をどう伝え、教えるのか困ったメンバーもいました。しかしこれは結果的に自分にとってもいい勉強になりました。普段無意識に行っているのことを言葉にして伝えるという行為を通して、楽器を演奏する時、音を出すときに何が必要なのかを改めて考える機会をいただきました。

 より地域に密着した活動を行うということからも、来年以降ぜひ継続していきたいと思いますし、次回はぜひ団のメンバー全員が参加してくれればいいと思います。
 そして願わくば、一緒に演奏した中学生たちが、オジサンやオバサンやお兄さん、お姉さんが楽器を続けていることを「ちょっといいな」と思ってくれ、いつまでも楽器を続けてくれること、その中でどこかでまた一緒に演奏することができたら、こんな幸せなことはありません。